以下についてご確認下さい。
デバイス全ての物理的インタフェースでNetFlowが有効になっているか確認します。仮想インタフェースは、物理的インタフェースでNetFlowが有効になっていれば自動的に表示されます。
ハードウエアがNetFlowパケット送信処理に追いつけない場合、デバイスはNetFlowを破棄します。
このことが原因かを調べる為には、Ciscoのデバイスにログインし、下記コマンドを実行します。
コマンド:Router_name>sh ip flow export
出力したエクスポートファイルの下部に「294503エクスポートパケットはIPC率制限のためドロップされました」の様なメッセージがあるか検索します。
上記の様なカウンターが増加している内容のメッセージが表示されている場合ハードウエアはエクスポート処理に追いついていません。
下記コマンドは長期のフローを1分間のセグメントに分割します。
分数は1~60の間から選択可能です。デフォルトの30分のままにする場合、利用率レポート内で急上昇する可能性があります。
コマンド:ip flow-cache timeout active 1
下記コマンドは終了したフローがタイムリーにエクスポートされたかを確認します。デフォルトは15秒ですが、10~600の間から任意の値を選択することができます。250秒より長い値を選択する場合、実際よりも低いトラフィック量が出力される可能性があります。
コマンド:ip flow-cache timeout inactive 15
NetFlowのv.5はIPトラフィック(i.e. no IPX等)のみをエクスポートし、”layer 2 broadcasts”はNetFlowのこのバージョンではエクスポートされません。