SNMPトラップは、ネットワーク機器(SNMPエージェントソフト)により能動的に生成・送信し、SNMPcは、受動的にそれらを全て受信してしまいます。
原則、SNMPcでSNMPトラップの受信を制限することはできません。
SNMPトラップのログ表示を抑えるには「SNMPトラップの生成自体を抑える」か、「受信したすべてのトラップ中から非表示にしたいログを選ぶ」かの2つの方法になります
前者は「ネットワーク機器のSNMPエージェント設定」で、後者は「SNMPcのイベントアクション設定」で行います
1. SNMPトラップの生成を抑える
ネットワーク機器から生成したいSNMPトラップを指定することで、SNMPcに送信されるトラップを抑えます。
ネットワーク機器のSNMPエージェントの設定で、生成するSNMPトラップを指定できます。
設定方法に関しては、ネットワーク機器のベンダーにお問合せ下さい。
2.受信したすべてのトラップ中からログ非表示を選ぶ
SNMPcは、MAP上にある既知のSNMPトラップの受信を制限することはできませが、必要のないトラップのログを非表示・記録しないことはできます。
この場合、不要なSNMPcトラップのイベントフィルタを全て作り、アクションで「ログ」のチェックを外す必要がございます。負担の大きい作業となります。