オブジェクトの定義は、3つの属性に分けられます。

  1. 名前:
    Object Identifier(OID)
  2. タイプ&シンタックス:
    Abstract Syntax Notation One(ASN.1):ASN.1はデータがどのように表記され、またマネージャとエージェント間で転送されるかを明記しています。表記方法はmachine-independentです。
  3. エンコーディング:
    Basic Encoding Rules(BER)を使ってオブジェクトをオクテットのストリングにします。これでエンコードしてイーサネット上などに転送します。

Object Identifier(OID):1.3.6.1.2などの表記方法→Root,Subtree=Branch,Leaf node(Subtreeがないもの)

Private Subtreeの下に、ハードウエア・ソフトウエアのベンダーがプライベート・オブジェクトを定義することができます。会社だけではなく、個人もプライベート・オブジェクトを登録できます。

何故、自己の番号を登録するかというと、標準MIBでカバーされていない項目もモニターしたいためです。

SMI v.1 データタイプの種類

1)INTERGER (整数)

2)OCTET STRING

3)COUNTER

4)OBJECT INDENTIFIER

5)NULL

6)SEQUENCE

7)SEQUENCE OF

8)IP ADDRESS

9)NETWORK ADDRESS

10)GAUGE

11)TIME TICKS

12)OPAQUE

標準のテキスト・エディタVi などで、ベンダー特有のMIBをチェックできます。

NMS管理者は、ベンダーのMIBをコンパイルし、NMSが利用できるフォーマットに変えて、OBJECT-TYPE-MIBがどのように記載されているかを見ることができます。