リモートポーラとは、SNMPcエンタープライズ版に付随するオプション機能の1つであり、負荷分散を実現します。

SNMPcエンタープライズ版1本あたり、最大10台のリモートポーラを設置可能です。

ただし、上記の設置可能台数はSNMPcの設定環境、監視対象デバイスの総数、イベントログの発生量等の状況次第によって、10台まで設置できない場合もあります。

複数のネットワークを監視する際に、1台のSNMPcから全ての監視ノードへポーリングを実行すると、ネットワークやサーバ自体に高い負荷がかかる事があります。

その際にリモートポーラをSNMPc本体とは別途のサーバへインストールし、特定のネットワーク配下のデバイスに対するポーリング動作を、リモートポーラに肩代わりさせます。

そして、このリモートポーラが実行した死活監視のポーリング結果が、SNMPcサーバへネットワークを通じて伝達されます。